今回は街道歩き、マラソンの両方をするもぐによる検証記事になります。
街道歩きを始める前に、ひそかに感じていた疑問。
街道歩きをしたら、マラソンは速くなるのか?
について、自身の経験と街道後の練習を一例にして、検証してみました。
それでは、どうぞ。
結論:街道歩きとマラソンは別物
街道歩きとマラソンは別物だと考えます!しかし、全く関係ないとは言えない。
検証の結果、街道歩きとマラソンは別物だと考えました。
しかし街道歩き後の練習を見ると、1か月前の練習よりも楽に、長く走れたことから全く関係ないとは言えないというのが結論です。
どっちつかずの結論になってしまいましたが、街道歩きだけをしても、マラソンのタイムは伸びない。
これは確実に言えると思います。
街道歩きとマラソンが別物だと考える理由
街道歩きとマラソンが別物だとする理由として、2点考えました。
体への負荷が異なる
街道歩きでは、1日30キロほどを連続して歩きます。
今回の中山道歩きでは、8日間連続して歩くことができました。
マラソンに置き換えてみると、30キロを8日間連続で走る。
考えただけで、めまいがします。できる気がしません。
一方、ひざへの負荷は、立っているだけで体重の約1.1倍、歩行で2.6~2.8倍、走ったり階段を下りるとき、ジャンプでは3.5~5倍かかるといわれている。
Yahoo!ニュース(2020年8月12日)
引用にあるように歩行とマラソンでは、体にかかる負担が全く異なります。
そのため長距離を走った場合、体の回復が追い付かず、私の場合連続で走ることができません。
心拍数が異なる
次に、歩行とマラソンでは心拍数が全く異なります。
例えば、中山道5日目(高崎宿~坂本宿)の心拍数です。
5日目は、峠のない平坦な道が続きました。
心拍数は90~120bpmほどです。
一方ランニングの時は、写真にある通り平均142bpm。
歩行時とは、心拍数が全く異なります。
走っている最中は、全身の筋肉に酸素を送るため、心拍数が上がります。
マラソンのタイムを上げるには、高い心拍数に体を慣らすことが必要になります。
街道歩き後の練習の検証
こちらが街道歩きから約1か月後に走った10km(10月25日)。
こちらが街道歩きの前の9km(9月13日)。
ほとんど同じタイムペース、距離です。
9月の練習では、9kmを走るのが精一杯という感じでした。
一方、10月の練習では前半6キロほどは体が重いという感じでしたが、後半ビルドアップできました。
まだまだ走れそうな感覚もありました。
街道歩きを通して、1日平均30キロほど連続で歩くことにより、マラソンに必要な長く走るスタミナがついた可能性があります。
街道歩き後の練習の検証から、街道歩きとマラソンは全く関係ないとは言えないと考えています。
まとめ
以上、「街道歩きをしたら、マラソンは速くなるのか」の問いに対し、
私もぐは、街道歩きとマラソンは別物ですが、全く関係ないとは言えないと考えています。
特にスタミナに関しては、街道歩きがマラソンに良い影響をしていそうです。
マラソンのタイムを上げるには、地道にマラソンに向けて練習するしかありません。
さぼらずに練習だ!