私もぐは、学生時代最後の夏休みの2018年8月~9月に東海道五十三次を完歩しました。
本記事は、東海道五十三次を歩いた記録をまとめたものとなります。
- 東海道を歩くのに必要な日数を知りたい
- 東海道歩きに必要な費用を知りたい
- さくっと行けるおすすめ区間を知りたい
私も東海道を歩くことを決意したときは、不安だらけでした。
私の経験が、これから東海道を歩く方の参考になれば幸いです。
東海道歩き旅は、きっと素晴らしい経験になりますよ!
東海道について
まずは、「東海道って何?」という方のために簡単に紹介させてください。
東海道とは、徳川家康が関ケ原の戦いに勝利した後制定した、5つの幹線道路(五街道)のうちの一つ。
総距離は、東京日本橋から京都三条大橋までの約492km。
江戸時代には、大名の参勤交代から庶民の旅、多くの人が東海道を歩きました。
昔の人々は、約500kmを13~15日ほどで歩いたそうです。
1日32~38km、今より道が整備されていなかったことを考えると、昔の人は相当足腰が強かったことが想像できます。
今でこそ東京⇔京都間を新幹線で2時間半で行けますが、実際歩く分かる長い道のりです。
東海道歩き旅の概要(日数、費用、服装)
続いて、東海道歩き旅の概要です。
開始日:2018年8月28日
終了日:2018年9月19日
行程日数:17日
歩行距離(実測):544km
費用:8万ほど
この年は大型の台風が来たり、実家に寄ってゆっくり過ごした日もあったため、途中とびとびになってます(実家にいると、ぐうたらになりますよね)。
でもそのおかげで、費用はかなり抑えられました(基本ネカフェに泊まったのも大きい)。
ちなみに京都→東京に向けて歩いています。
大学の用事が終わってすぐの旅で、あまり準備せず無計画に始めました。
服装は写真のような感じ(完全に普段着)↓
元々色白だったので、めっちゃ焼けました(笑)
旅の途中は日焼けがとても痛かったです。
靴も普段の通学と同じ靴でした。
今は履いていませんが、思い出の靴なので大切に保管してます。
皆さんが歩くときはしっかり計画を立てて、準備をすることをおすすめします。
ですが、無計画でトラブルだらけの旅も、それはそれで思い出に残り、楽しいです。
おすすめ区間(興津宿~由比宿)とその理由
とは言っても、ぶっ通しで歩くのはほとんどの人にとって、なかなか難しいんじゃないかなと思います。
なので、気軽に行ける東海道のおすすめ区間を紹介します。
おすすめの区間は興津宿~由比宿(静岡県)!
この区間をおすすめする理由は3点です。
ほどよい距離感である
興津宿から由比宿までは約9kmの道のりで、普段運動されてない方でも十分に歩ける距離です。
途中薩埵峠と呼ばれる小さな峠がありますが、それほど高い場所ではなく、普段着でも歩けます。
また、興津駅は静岡駅から電車で15分ほどでアクセスも良く、ふらっと行ける気軽さもおすすめできる理由です。
薩埵峠からの景色が素晴らしい
薩埵峠からは富士山、駿河湾、道路(東海道本線、国道1号線、東名高速道路の3つが走る)の景色は素晴らしい(はずです)!
というのも私が行ったときは雲で隠れていたため、富士山が全く見えませんでした。
冬は富士山が雪化粧して特に綺麗なので、冬の時期にでもリベンジしたいと思います。
晴れていれば、遠くに富士山、手前に東海道本線・東名高速道路・国道1号線、そして駿河湾が広がる絶景が見れます。
薩埵峠は、ライブで配信されているので、気になる方はチェック↓
さった峠 富士山ライブカメラ-静岡市
由比の桜えびが美味しい
桜えびは水揚げされるのは静岡県の駿河湾のみで、由比港は桜えびの名産地として知られています。
東海道を歩いていて、「これは美味しい」と感じたのが由比の桜えびでした。
生桜えびを食べる機会ってなかなかないんじゃないでしょうか?
→新鮮な桜えびを食べるなら由比へGoです。
東海道を歩いた際に、いただいたのは由比駅から徒歩1分の、見晴旅館の桜えびランチです。
桜えびのかき揚げ、生桜えびを3種類の味付けをしたもの(詳しい味付けは忘れてしまいました)を食べました。
桜えびの様々な味を堪能し、「桜えびってこんなに美味しいんだ」と思わず笑ってしまうほどでした。
由比の桜えびはとてもおすすめです。
東海道を歩いたきっかけ
東海道を歩くことを決意したきっかけについてはプロフィールで紹介しているので、よかったら読んでください。
まとめ
以上、東海道歩き旅の概要でした。
弾丸で出た旅でしたが、素晴らしい景色・美味しい食べ物・宿場町の方々に出会えました。
1日1日想像もしなかった毎日が経験ができ、充実した17日間になりました。
街道歩きで日本中に思い出の場所が増えていく感覚はとても楽しい。
皆さんの街道歩きの参考になれば幸いです。
東海道や他の五街道を歩いてみたいと思った方に向けて、街道歩きに必要な持ち物をまとめた記事を書いているので、こちらも読んでみてください。