街道歩き

宿泊場所選びは快適性と費用のバランスが大事|街道歩きの疑問に答えます(宿泊編)

この「街道歩きの疑問に答えます」では、街道歩き始める前に感じていた数々の疑問に対して、東海道・日光街道にっこうかいどう奥州街道おうしゅうかいどう・甲州街道こうしゅうかいどうを歩いたもぐが自身の経験から答えていく記事になります。

第1回目は、宿泊場所についてです。

この記事では、

・宿泊費用を抑えるためには、どうしたらいい?
・各宿泊施設のメリット・デメリットとは?
・宿泊施設を決めるときに考えることとは?

などの疑問を解決する記事になっています。

各宿泊施設のメリット・デメリットを知って、快適な街道歩きをしましょう

宿泊場所の決め方

宿泊場所を決める要素としては、快適性、宿泊費用、設備、食事など様々あります。

どの要素を重要視するかは人それぞれですが、連続で街道歩きをする場合、宿泊費は無視できない要素です。

もぐ

カプセルホテル>ネットカフェ>ビジネスホテル、民宿の順で考えよう!


私もぐは宿泊費用を抑えるためカプセルホテル>ネットカフェ>ビジネスホテル、民宿の順で宿泊場所を考えています。

カプセルホテルは費用も安く、ある程度の快適性もあり、最もコストパフォーマンスが高い宿泊場所です。

上記が私の考えですが、

①各宿泊施設のメリット・デメリットをふまえ、どの要素を優先するのか
自身の疲労度・予算を総合的に考え、無理なく街道歩きが続けられるプラン

これらを考えて、宿泊場所を選択するのがベストです。

次からは、それぞれの宿泊場所のメリット・デメリットについて詳しくみていきます。

カプセルホテル

まずは、カプセルホテルのメリット・デメリットです。

メリット

①大浴場がある
街道歩きでは人にもよりますが、1日20~30kmほど歩きます。
1日歩くとかなり疲れるので、湯船につかり足をもみほぐして体を休ませています。

②様々な設備が整っている
施設にもよりますが、カプセルホテルではパソコン作業のできるラウンジやコインランドリーが整っています。

中でもコインランドリーは連続で街道歩きをする場合、必須の存在で、2~3日に1回は利用してます。
通常は街のコインランドリーで洗濯します(その間は進めない)が、カプセルホテルでは、宿泊しつつ洗濯もできるので非常に効率がいいです。

③宿泊費が安い
カプセルホテルの宿泊費は、ビジネスホテルと比べても安いです。

最近では、綺麗で設備も整っているカプセルホテルが本当に増えてきていると感じています。
カプセルホテルユーザーにとってありがたい傾向です。

カプセルホテルの検索はこちら→全国カプセルホテルガイド

デメリット

①都市部にしかない
カプセルホテルは、都市部の駅前にあることが多いです。
街道歩きでは都市部以外を歩いていることが多いので、毎回はカプセルホテルに宿泊できないのが、残念な点です。

②雑音が聞こえる
就寝するカプセルは、一人一人分けられていますが、周りの人の動く音やいびきが結構聞こえます。

快適な睡眠を妨げるものなので、耳栓で対策しましょう。

ネットカフェ

続いてネットカフェのメリット・デメリットです。
本来ネットカフェは、宿泊施設ではありませんが、宿泊費を抑えるのに最適なため、紹介しています。

メリット

①費用が安い
今回紹介する施設で最も安いです。

ビジネスホテルと比べると、かなり安く抑えられて、何としても宿泊費を抑えたい方にはおすすめです。

②都市部だけでなく、様々な場所にある
ネットカフェは、都市部だけでなく地方都市や国道沿いなど各地にあります。

東海道歩き旅では、ネットカフェの立地を考えて、歩行距離を決めたくらいで、ほとんどネットカフェに泊まっています。

③設備が整っている
ネットカフェでは、フリードリンクやパソコンを利用できます。(パソコンは会員登録が必要です)。次の日の予定を立てたり、1日の旅の記録などに利用しています。

ネットカフェの検索はこちら→インターネットカフェナビ

デメリット

疲れが取れにくい
ネットカフェは元々宿泊するための施設ではないので、疲れが取りにくいです。

ソファで雑魚寝するという感覚なので、人によっては上手く寝付けないかもしれません。

スペースも広くないので、背の大きい人は狭いです。
私は身長170cmぐらいですが、毎回体を斜めにして寝ています。

またシャワーのみで、湯船につかることができないため、翌日への疲労感も残ります。

②雑音が聞こえ、消灯されない
ブースは一つ一つ分けられていますが、仕切りが天井までされてはいないので、周りの音が聞こえたり、夜になっても消灯はされません。

耳栓に加え、アイマスクも用意しましょう。

ビジネスホテル

ビジネスホテルのメリット・デメリットです。

宿泊費に余裕のある方なら、ビジネスホテル一択だと思います。
大浴場があればなおよしです。

メリット

①しっかり休息がとれる
しっかり休息がとれること、これが一番のメリットです。
周りを気にせず、ベットで寝られることは何よりの疲労回復になります。

前日の疲れを残して、翌日の歩きに悪影響が出てしまっては本末転倒になってしまいますからね。

②店舗数が多い
ビジネスホテルは各地にあるので、便利です。
複数の宿泊候補地があることで、「今日はもう3キロ進んだ先のホテルに泊まろう」など柔軟に旅を計画することができます。

③設備が整っている
湯船につかれ(大浴場があればなおいい)、コインランドリーがあり設備も文句なしです。

デメリット

①宿泊費が高い
唯一のデメリットは宿泊費が高いことです。
ビジネスホテルは立地や休日かどうかによりますが、1泊6,000~10,000円ほどです。

例えば東海道を歩くとなった場合、20日前後は歩くので毎回ビジネスホテルに泊まるのは、かなり費用がかかります。

民宿

最後に、民宿のメリット・デメリットです。

メリット

①地元の方と話せる
宿場町で宿場の方と話す以外は、意外と地元の方と話す機会がないので、その土地のことについて知ることができます。

私自身、東海道歩きでは利用したことがないのですが、地元のことをより深く理解するために利用しても良かったかなーと感じています。
中山道歩きでは民宿に宿泊しました

デメリット

①宿泊費が高い
民宿ごとにばらつきはありますが、カプセルホテルやネットカフェ比べ、宿泊費が高いです。
またトイレや浴槽が共通なので、設備面という点ではビジネスホテルには劣ります。

まとめ:適切な宿泊場所で快適な街道歩きを

以上、私もぐが考える宿泊場所の優先順位とそれぞれのメリット・デメリットでした。

今回の記事が宿泊場所の選択、快適な街道歩きの手助けになれば幸いです。

ABOUT ME
もぐ
アラサー会社員。 2018年に東海道を完歩。 街道中の自然、歴史ある宿場町などの、非日常の連続が面白く、東海道・日光街道・奥州街道・甲州街道・中山道(日本橋~下諏訪)を踏破。 それ以外にも、マラソン(サブ3.5)、日本100名城制覇、47都道府県観光など「ちょっと難しそうなこと」に挑戦中。