中山道歩き旅

中山道歩き旅3日目(吹上宿~本庄宿)|中山道を歩く

皆さん、どうももぐです。
今回は中山道歩き旅3日目です。

3日目は、思わぬ発見、出会いがあったそんな1日でした。
地元の方とがっつり話すことができ、街道歩きの醍醐味を感じた1日です。

お忙しい方はハイライトだけでも、お時間のある方は順番にどうぞ。

それでは中山道歩き旅3日目のスタートです。

3日目の基本情報

2020年9月21日(月)

歩行
走行距離:吹上宿(熊谷宿の手前)~本庄宿まで31km
歩行時間:7時間18分
歩行ペース:4.3km

お金
食費:2794円
宿泊費:2,600円(ABホテル深谷)←4,000円がGo to トラベルで
交通費:398円(熊谷→吹上、本庄→深谷)
洗濯:400円(ホテルのコインランドリー)
合計:6,192円

経過
吹上駅(9時15分)出発

熊谷宿(11時50分)

昼食(12時40分)

深谷宿(15時半)

ふれあいの里まるや(16時50分)

本庄宿(19時10分)到着

吹上宿~熊谷宿

軽く前回のおさらいをすると、鴻巣宿から熊谷宿まで15.7kmと距離が長いこと、この先土手沿いの道が続くことから吹上で2日目を終了しました。

吹上駅まで戻り、9時15分に3日目スタート!
3日目は日差しがあり、少し蒸し暑さが残る残暑といった感じ。

吹上駅を出てすぐ、間の宿あいのしゅく「吹上」の石碑と説明がありました。
鴻巣宿と熊谷宿の距離が長かったこと、日光東照宮の警護する武士がいたことから吹上の地は賑わったそうです。

この先、しばらく荒川沿い土手道を進んで行きます。川沿いには、自転車乗りやランナーがたくさんいました。川沿いに自転車やランナーは全国共通ですね。

土手沿いを歩いていると、パラグライダーをする人も発見することができました。
どんな景色が見えるんでしょうか。一回やってみたいですねー

久下の一里塚跡がありました。
雑草がたくさん生えていて進めなかったので、遠くから写真だけ撮りました。

土手沿いには、蝶々がたくさんいたので、20分ほどカメラを手に写真を撮っていました。
その中でも、個人的に良く取れた思う写真。

どうでしょうか。なかなか良い写真が撮れたんではないでしょうか。
蝶々が飛び回るので、夢中になって写真を撮っていました。楽しい時間でした。

これまでの歩き旅では、カメラを持って行ってなかったのですが、持ってきて良かったと感じた瞬間でした。←荷物の量は増えてしまいますが…

という感じで土手沿いでも色々な出来事ありました。前日無理して進んでいたら起きなかった出来事。前日は上手く進めなかったと感じてしまいましたが、回避したからこそ蝶々の写真が撮れたと前向きに考えます。

「その時した選択が、正しいかどうかなんて後になってみないと分からない」

街道歩きは、選択の連続です。自分がした選択を信じ、進みます!

   

旅に戻りまして、土手沿いを抜けると、熊谷宿到着です(11時50分)。

暑さで有名な熊谷、温度計が設置されていました。
この夏(2020年)は静岡県浜松市と最高気温(41.1℃)が並んだことで話題になりました。←想像できない

熊谷宿~深谷宿

お昼はCoCo壱番屋のチキンカツカレーでした(12時40分)。
やはりCoCo壱のカレーは美味しい。定期的に食べたくなります。

昼食を食べて、深谷宿に向けて出発です。熊谷宿から深谷宿も11.9kmと地味に距離があります。
道中は田舎の住宅街が続きます。

途中、ローソンで休憩(14時半)。Lチキ旨辛を食べました。
暑かったので、普通の味が良かったのですが…

軽減税率の影響でイートインが使いにくなっています。
街道ウォーカーにとっては、コンビニのイートインはオアシスみたいな存在なので、使いにくくなり困っています。

それからまたしばらく歩き15時半、深谷宿飯島本陣跡に到着です。
本陣は一般人を宿泊させることができなかっため、経営が苦しかったところもあるようです。

大きな常夜燈がありました。高さ約4mと中山道最大級の常夜燈。確かに大きかったです。
ここで常夜燈についてワンポイント解説。

もぐ

常夜燈とは、旅人にとって夜間の目印となる灯りのことなんだ。

深谷宿~本庄宿(今日のハイライト)

深谷宿を後にし、本庄宿まで歩きます。深谷宿から本庄宿まで11.1km。

「このあたりの宿場間の距離設定おかしい(笑)」

途中、東京から80km地点。よく来ました。

16時50分、「ふれあいの里まるや」に到着。

看板猫「まるちゃん」がいました。話かけてみると、近寄ってくれてとても人懐っこい猫です。
猫としばらく遊んでいると、ご主人が現れて色々とお話しをしました。

中山道は、外国人の方もよく歩いてこられるそうで、「ふれあいの里まるや」にもよく立ち寄られることがあるようです。
今年はこのご時世で少なかったそうですが、年間200人ほど訪れるとのことでした。

ご主人とは1時間ぐらいゆっくりお話をしました。

  • 中山道を歩きにくる人の話
  • ご主人がした旅の経験(自転車旅)
  • 戦後すぐのこの辺りの中山道の話(戦車が通っていたらしい)
  • ご主人の中山道に対する活動(中山道の案内板の設置を働きかける)
  • お店のリフォームの話
  • などなど

思わぬ出会い、そして人生の先輩の話を聞く。とても楽しい時間でした。

 

そしてこうした地元の方の心配りがあってこそ、街道ウォーカーが道を間違えず、歩けるんだと改めて実感しました。感謝しかありません

地元の方と話す」街道歩きの面白さの一つです。

「ふれあいの里まるや」普段はお弁当屋をしています。ぜひ立ち寄ってみてください。人懐っこい猫「まるちゃん」もいます。

長居してしまい、すっかり暗くなってしまいました。
こんな時のために買っておいたライトを初めて使います。

分かりにくいですが、前の道を照らしてくれます。
ライトがあると、安心感が違います。今までの旅でも使えば良かったです。

それからしばらく歩き、本日の目的地の本庄宿に到着です(19時10分)。

3日目の夕食、ホテル

本庄駅から今日の宿泊先の深谷駅まで電車で移動しました。

深谷駅には、渋沢栄一の像がありました。2021年大河ドラマの主役です。
道中でも、渋沢栄一のポスターを何回か見ました。

像の前で3日目の夕食を調べていると、何かが体に飛び乗ってきました。
Gでした。最悪。よく見たらハトのふんもありました。

大河ドラマで注目が集まると思うので、駅前を綺麗にして欲しいと感じました。

深谷駅前の「和風らーめん 匠」さんの和風つけ麺1.5玉(850円)です。
鰹風味のつけ汁が熱々で最後まで温かく食べれました。ごちそうさまでした。

本日のホテル「ABホテル深谷」です。

当日プランを予約し、余っていたツインの部屋(ラッキー)。
価格はGo to トラベルで4000円→2600円。安い。

ヒノアラシも大満足のようです。良かったねー

翌朝の朝食。バイキング形式で、自分の部屋で食べるスタイルでした。
綺麗な部屋、大浴場、朝食付きで2,600円。大満足でした。

翌朝の深谷駅。東京駅のようなレンガ造りの綺麗な駅舎でした。

まとめ

以上、3日目の歩き旅でした。
前日に頑張って土手沿いを進んでいたら、先を急いでふれあいの里まるやをスルーしていたら、経験できなかった1日になりました。

街道歩きは、選択の連続。
改めてそう感じさせられる、楽しい1日を過ごせました。

社会人で休みも限られているので、当初はできるだけ進もうと考えていたのですが、この日を境に
「歩いた土地、その土地をしっかり楽しもう」
と思うようになりました。

それでは、また。

中山道歩き旅4日目はこちら↓

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もぐ
アラサー会社員。 2018年に東海道を完歩。 街道中の自然、歴史ある宿場町などの、非日常の連続が面白く、東海道・日光街道・奥州街道・甲州街道・中山道(日本橋~下諏訪)を踏破。 それ以外にも、マラソン(サブ3.5)、日本100名城制覇、47都道府県観光など「ちょっと難しそうなこと」に挑戦中。