城巡り・観光

岐阜城のすすめ:見どころ、日本最初の観光目的の城|日本100名城巡りの旅

皆さん、どうももぐです。

この日本100名城めぐりの旅シリーズでは、「日本100名城制覇」を目指す私もぐが登城した日本100名城を紹介していきます。

今回取り上げる城は、「岐阜城」です。
織田信長の権威を感じる岐阜城、そんな岐阜城の見どころについて紹介していきます。

それでは、どうぞ。

岐阜城のアクセス

岐阜城はJR岐阜駅または名鉄岐阜駅からバスで20分弱で行くことができます。
本数も多いので、アクセスには問題ありません。
岐阜バスで岐阜公園歴史博物館前下車すぐ

登城ルート

岐阜城は、標高329mの金華山の山頂にある山城です。

岐阜公園から岐阜城へ向かう登山道はめい想の小径、馬の背登山道、百曲がり登山道、七曲り登山道の4つです。

今回は、実際に歩いた馬の背登山道(黄色の丸)と七曲り登山道(赤色の丸)についてご紹介します。

馬の背登山道

馬の背登山道は4つの登山道の中でも最も難易度の高いコースになります。
山頂まで1.1km、約40分の道のりです。

馬の背登山道は写真のように傾斜が急なところ、足場の悪い岩場など大変なコース。
普段着で登ったので、登山ルートを間違えたと後悔するほどでした。

登山道から登ること30分ほど、山頂に着くころには汗だくに。
馬の背登山道はある程度動きやすい服装で来るのが無難です。

七曲り登山道

七曲り登山道は、整備されていて家族向けのコース。
山頂まで1.9km、約60分の道のりです。

七曲り登山道は岐阜城の大手道で、岐阜城の一般的な登城コースです。

一の門、二の門を見学するため、下りでは七曲り登山道を利用しました。

岐阜城の見どころ、歴史

岐阜城の見どころ、歴史についてまとめていきます。

天守から見える景色

金華山の山頂にある天守からは、長良川日本アルプスなど
素晴らしい景色を眺めることができます。

こちらが長良川。

そして遠くに見えるのが、乗鞍岳のりくらだけ

さすが山城にある天守閣ということで、景色は格別でした。

最初の観光目的での天守

実は日本で最初の観光目的での天守は、岐阜城なんです。

織田信長が築城した戦国時代の天守は、関ヶ原の前哨戦で東軍によって攻められ、そのまま廃城となります。(1代目)

その後明治43年(1910年)に日本初の観光目的での天守が再建。(2代目)

その天守も昭和18年(1943年)に焼失したため、昭和31年に(1956年)に再建。(3代目、これがが今の天守)

日本城郭検定ちょっと豆知識

日本で最初の観光目的での天守は、岐阜城。

 

令和の時代に全国各地の城に行けるのは、城を観光として活用を考えた先人、そして岐阜城のおかげですね、感謝です。

織田信長の権威を感じる居館跡

岐阜城は金華山の頂上にある天守閣も魅力ですが、山麓にある織田信長公居館跡も外せません。

公居館跡の入り口にみられる巨石列です。
まだまだ築城技術が発達していなかった当時、これだけの巨石をずらりと並べた館は訪れるものを驚かせ、信長の権威を感じさせるものだったと想像できます。

こちらは巨大な岩盤を生かした庭園です。

岐阜城の天守閣内では、当時の織田信長公居館跡の再現図を見ることができます。
壮大な居館にワクワクしました。

スタンプ・御城印設置場所

スタンプは天守閣の受付の方に声をかけて、出してもらいます。

また御城印は麓の岐阜公園総合案内所の売店で販売しています。
地元美濃の和紙を使った御城印です。

まとめ

以上、岐阜城の見どころについてでした。

天守からみえる景色信長の権威を感じる巨石、そして日本初の観光目的の城
様々な見どころがある岐阜城でした。

大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台の一つ、岐阜城訪れてみてはいかがでしょうか。

それでは、次の登城まで。

参考
岐阜城パンフレット
日本100名城 公式 ガイドブック

ABOUT ME
もぐ
アラサー会社員。 2018年に東海道を完歩。 街道中の自然、歴史ある宿場町などの、非日常の連続が面白く、東海道・日光街道・奥州街道・甲州街道・中山道(日本橋~下諏訪)を踏破。 それ以外にも、マラソン(サブ3.5)、日本100名城制覇、47都道府県観光など「ちょっと難しそうなこと」に挑戦中。