こうのとり伝説で知られる、埼玉県鴻巣。
江戸時代には、中山道の宿場町の一つとして栄え、徳川家ともゆかりの深い地でもあります。
今回は、中山道歩きで実際に訪れて、良かった3つの観光スポットをご紹介いたします。
中山道歩きの寄り道としても、鴻巣観光としてもおすすめの場所です。
中山道の宿場町、鴻巣宿
まずは、鴻巣宿について軽くご紹介。
鴻巣宿は、五街道の一つである中山道の宿場町です。
江戸から七番目の宿場町で、約48kmあります。
日光裏街道の追分(道が分かれる起点となる場所)を控え、中山道の中でも比較的規模の大きい宿場町でした。
続いて観光スポット3選です。
勝願寺
徳川家康ゆかりの寺で、戦国武将たちが眠る勝願寺です。
勝願寺の本堂です。
徳川家の家紋「三つ葉葵」を確認することができます。
徳川家康は鷹狩りを目的に鴻巣の地に何度か訪れています。
鷹狩りの際に勝願寺を訪れた徳川家康は、住職の不残上人に感銘を受け、「三つ葉葵」の使用が許可されています。
また境内には戦国武将たちのお墓があります。
小松姫(本多忠勝の娘で真田信之に嫁いだ)、真田信重(真田信之の三男)夫妻、仙石秀久(秀吉の家臣、後に家康に仕えた)のお墓です。
戦国時代を生き抜いた人たちのお墓は、今もパワーが宿っているようでした。
歴史が好きな方なら、訪れて損なしです。
勝願寺は中山道沿いから脇道を歩き、すぐに発見することができます。
鴻巣御殿東照宮
鴻巣市には、日本一小さい東照宮があります。
東照宮とは、泰平の世をもたらした徳川家康を祀る神社のことを指します。
現存する東照宮は130社ほどで、久能山東照宮、日光東照宮などが有名です。
この鴻巣御殿東照宮は、日本一小さい東照宮と紹介されています。
路地裏にあり、知らなければ見逃してしまうほどです。
鴻巣御殿東照宮は鳥居と祠のみでこじんまりとしています。
鴻巣市の観光スポットで調べてもヒットしないので、知る人ぞ知る隠れスポットです。
中山道沿いから5分ほど脇道を歩くと、発見することができます。
隠れ家のようで、行ったことを自慢できるようなスポットです。
鴻神社
鴻巣の地名の由来の一つとされている「こうのとり伝説」が伝わるのが鴻神社です。
こうのとり伝説については、鴻神社のHPで紹介されています↓
鴻神社HP
子授け祈願、安産祈願などにご利益のある神社です。
鴻神社は中山道沿いにあるので、気軽に立ち寄ることができます。
中山道歩き旅で立ち寄った際も、多くの方が訪れていました。
まとめ:魅力あふれる鴻巣
私もぐがおすすめする鴻巣の観光スポット3選でした。
今回紹介した3つの観光スポットは、中山道歩きで立ち寄ってもよし、鴻巣駅から歩いて観光することもできます。
鴻巣は歴史を感じる素晴らしい場所でした。