今回は第17回 日本城郭検定 2級を受験した際の、レビュー記事となります。
- 今回受験した2級の難易度・合格率について
- 実際の試験の様子
- 受験して感じた第17回試験 2級の印象・傾向について
これらについてまとめていきます。
これから受験される方の参考になると思います。
それでは、どうぞ。
2級の難易度・合格率について
まずは、今回私が受験した2級の難易度について。
日本城郭検定は3級(初級レベル)、2級(中級レベル)、準1級(武者返級難関レベル)、1級(専門家レベル)に分かれます。
なぜ2級を受けたかというと、平均合格率が73.6%であり、しっかりと時間をかけて勉強した人が合格してそうな難易度だと考えたからです。
試験会場・試験の様子
続いて、実際の試験の様子です。
試験の会場はCIVI研修センター 新大阪東。
会場に着いたら、入り口にたくさんの人が待っていました。
「日本城郭検定ってこんなに人気なんだ、しかも女性が圧倒的に多い」
と思っていたら、同日に行われていた秘書検定の列でした(笑)
途中まで間違えて並んでしまい、試験会場まで行くのがギリギリになってしまいました。
皆さんは時間に余裕をもって行動しましょう(何より大事)!
試験会場は一般的な会議室。
受験者は8人(女性1人、男性7人)、1年ぶりの開催でしたが、思ったより人数はいませんでした。
試験時間60分、特に問題なく試験は終了(途中退室することもできます)。
試験の印象・傾向
実際に試験を受けて感じた印象・傾向について。
手元にある過去問がテキストの第8~11回、一部インターネットで見た問題なので、
あくまでも印象ではありますが、以下のことを感じました。
- 写真から城の名前を答えさせる問題が増えた
→公式ガイドブックに載っている写真と構図が違うものもあったので、城の特徴(天守、櫓、石垣など)を実際に行ったりして、特徴を捉えておく必要があります。
第17回では8問ありました(第11回は0問)。 - 過去問による対策はやはり有効
→新傾向の問題が増えたといっても、半分くらいは過去問からの出題だったので、過去問の勉強は大事です。問われる角度を変えた問題もあったので、丸暗記ではなく、周辺知識も含めて抑えときましょう。 - 戦国武将に関する知識も必要
→城に関する検定ですが、築城者の創意工夫があっての城なので、戦国武将についても勉強すると、より深く理解でき、面白いです。
特に、築城の名手藤堂高虎、加藤清正などは必須です。 - 続100名城についても勉強する
→2級になると、続100名城に関する問題もある程度(10~20問)出るので、続100名城についても勉強をすると、高得点につながります。
私も最初はノーマークでしたが、過去問に出た中心に続100名城は覚えて行きました。
最後に試験問題100問に対し、試験時間60分は意外と短いので、ご注意を。
実際に日本城郭検定2級合格時にしていた勉強方法については、以下の記事で紹介しているので、参考にしてください。
試験結果
試験から2か月ほど、郵送で試験結果が返ってきました。
結果は…
合格してました!とても嬉しい。
本当は自己採点をしていたので、ある程度分かっていたのですが、合格していてホッとしました(正解は数日後に公式HPに公開されます)。
採点結果も同封されていました。
得点は84点、受験者の順位も25位/436人となかなか良い成績で準1級に向けて、弾みになりました。
感想・メリット
今回、日本城郭検定2級を受けてとても良かったと感じています。
今まで趣味を城巡りと友人に言っていたのですが、勉強してみると城について知らないことばかりで、勉強するいい機会になりました。(勉強開始時は破風についても知りませんでした笑)
何より「城って深い、全国の城に行って見てみたいなー」と思うようになり、さらに興味が出てきたので、良い経験になりました。
日本城郭検定を受験したメリットは、こちらでも解説してます↓
次は準1級合格を目指したいと思います!
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