中山道歩き旅

中山道歩き旅 2日目(大宮宿~吹上宿)|中山道を歩く

皆さん、どうももぐです。
今回は中山道歩き旅2日目です。

2日目は各地の宿場町・観光スポットを巡り、ご当地グルメも食べることができました。
街道歩きでは、景色・食事・宿場町など複数の要素が楽します。

お忙しい方はハイライトだけでも、お時間のある方は順番にどうぞ。

それでは中山道歩き旅2日目のスタートです。

2日目の基本情報

2020年9月20日(日)

歩行
走行距離:大宮から吹上(熊谷宿の手前)まで27km
歩行時間:6時間35分
歩行ペース:4.1km

お金
食費:2,090円
宿泊費:3,185円(スマイルホテル熊谷)←4,900円がGo to トラベルで
交通費:199円(吹上→熊谷)
郵送費:1,400円(荷物を自宅に郵送)
合計:6,874円

経過
大宮宿(9時)出発

昼食(11時15分)

上尾宿あげおじゅく(11時50分)

桶川宿(13時20分)

鴻巣宿こうのすじゅく(15時50分)

吹上ふきあげ駅(18時半)到着

大宮宿~上尾宿

9時カプセルイン大宮を出発し、2日目のスタートです。
本当はもっと早く出発した方がいいのですが、街道歩きでかなり疲れているので、私はいつもこれぐらいの時間の出発です。

夏が過ぎ、かなり涼しくなりました。街道歩きにはちょうどいい季節です。

大宮宿を出てすぐ、氷川神社ひかわじんじゃを示す石碑があります。
気になりましたが、時間がかかりそうでしたので、今回はスルーしました。

県道を進むと、東大成中山道公園がありました。
普通の公園ですが、名前がカッコいい
地域の小学生は「中山道公園で遊ぼうぜ」なんて言うんでしょうか(笑)。

この日の予報は雨。予報通り10時半ごろからが降り出してきました。
歩き旅では、雨は天敵です。気力をそがれてしまいます。

鞄をレインカバーで覆い、雨対策。
レインカバーつきの鞄は、街道歩きでは必須だと思います。

傘をさしながら長時間歩くのは大変なのと、できるだけ両手が空くようにしたいからというのが理由です。

雨の中しばらく歩き、少し早いですが、11時15分ラーメンを食べました。
上尾らぁめん本店さんです。中山道沿いにお店がありました。

豚骨しょうゆねぎチャーシューめんを選びました。
スープは家系のスープ、ねぎがシャキシャキで美味しかったです。

入ってすぐは、私一人でしたが、続々と他の方が入ってきました。
他には味噌豚骨、塩豚骨などがメニューにありました。

昼食を食べて、11時50分日本橋から5番目の宿場町、上尾宿に到着です。

上尾宿の案内文にもあった氷川鍬神社ひかわくわじんじゃにお参りしました。

上尾宿~桶川宿(今日のハイライト)

2日目のハイライトは桶川宿!
古くからの建物が多く残り、歩いていて楽しかったので、2日目のハイライトに選びました。

上尾宿を出て、県道をしばらく行きます。
宿場間は特に何もなかったので、音楽(Mr.Children)を聴きながら歩きました。

県道をしばらく歩き桶川宿に入ると、趣のある建物がありました。
江戸時代末期から続く武村旅館さんです。
正面からしっかり撮ればよかった…

この建物には泊まることができないようですが、横の建物で現在もビジネス旅館として営業されているそうです。

中山道歩き旅の中で、こういった趣のある旅館に泊まってみたいですね。

続いて、土蔵どぞう造りの店蔵の矢部家住宅。こちらも昔から残る建物の一つです。

そして桶川宿の中心にある中山道宿場館です。
中山道宿場館では、桶川宿・中山道全般について解説がされています。
また中山道に関わる本もたくさん置いてあるので、ぜひ立ち寄ってみてください!

その中でも、中山道・東海道を歩き旅された方がまとめた、旅の写真集がありました。
その写真集がとても綺麗(こんな写真が撮りたい笑)で、とても印象的でした。

同じ道を歩いていても季節も違えば、その人によって着眼点(景色や建物など)も異なるので、歩く人によって全く違う旅になると感じました。

ぜひ桶川宿に来たら、中山道宿場館で旅の写真集を見てみてください。

最後に桶川宿本陣(13時20分)。埼玉県では唯一現存する本陣(大名の宿泊施設)です。
歩いた日は公開日ではなかったので、中は見れませんでした(残念)。

桶川宿~鴻巣宿こうのすじゅく

桶川宿を後にし、再び県道をしばらく歩きます。
また音楽を聴きながら歩いていきます。

桶川宿と鴻巣宿の間には、北本宿を示す石碑がありました。
元々、鴻巣宿は今の北本市にありましたが、鴻巣駅付近に移動しました。

残された宿場町が間の宿あいのしゅくとして機能したようです。ここで間の宿についてワンポイント解説。

もぐ

間の宿は、宿場と宿場の距離が長い場合などに設けられた、休憩をメインとした施設のことなんだ。ただ宿泊はできなかったんだ。

 

このあたりで早くも足の痛みが…。
北本駅近くにベンチがあったので、20分ほど休憩。

旅に連れてきたヒノアラシを撮影していました。
最初は人の目を気にして、あまり撮影できませんでしたが、途中から気にしなくなりました。
3日目以降も登場していきます。

中山道を共にして、ヒノアラシの写真を撮るにつれ、どんどん愛着が増していきました

 

歩き旅に戻りまして北本駅から1時間ほど歩き鴻巣宿到着(15時50分)。

鴻巣宿で訪れたスポットは、中山道歩きで寄りたい鴻巣宿の観光スポット3選で紹介してます。
鴻巣は徳川家ともゆかりの深い地で、歴史を感じる素晴らしい場所でした。

鴻巣宿~吹上(間の宿)

鴻巣宿を出発し、熊谷宿くまがやしゅくを目指します。
「それにしても熊谷宿まで15.7kmって長すぎるだろー、峠もないのに」
足も痛んでいたので、熊谷宿まで行くのはこの時点でほぼあきらめていました。

鴻巣を出ると、道幅が狭くなり、歩きにくくなります。

途中、鴻巣吹上富士(英泉画)が描かれたスポットがあります。
この日は雲に隠れて見えませんでしたが、今でも富士山は見えるのでしょうか。

18時半、吹上駅に到着。ここから先は土手沿いを行くようです。
暗い中、土手沿いを行くのは危険と判断し、2日目は吹上駅までにしました。

2日目の夕食、ホテル

2日目のホテルが熊谷駅なので、吹上駅から熊谷駅まで電車で移動。

熊谷の名物を調べてみると、熊谷うどんというものがあるらしい。
ということで熊谷うどん たまやさんに行ってきました。

具だくさん漬け汁大盛り(800円)を注文しました。
うどんをつけ汁につけて食べるつけ麺のようなスタイル。新しい
具だくさんの野菜もしっかりつけ汁が染みていて、とても美味しかったです(特にナス)。

調味料も自分で作るスタイルで楽しめました。

夕食を食べて、本日のホテル「熊谷スマイルホテル」に向かいました。
Go to トラベルを使って3,185円は安すぎです。

ここまで2日間歩き荷物が重かったので、一部の荷物を郵送することにしました。
フロントの方も快く対応してくださり、とてもありがたかったです。

荷物を軽くして翌日以降かなり楽に(笑)
荷物の重さって大事ですね。改めて感じました。

まとめ

前日の疲れがありつつの2日目の歩き旅でした。
自分の中では2,3日目が歩くことに慣れてない分、一番きついイメージです。

そんな中でも、鴻巣の観光スポットはとても良かったです。
勝願寺、鴻巣御殿跡など思わぬ発見もあり、とても楽しい旅でした。
これからも時間が許す限り、観光スポットを巡っていきます。

それでは、また。

中山道歩き旅3日目はこちら↓

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もぐ
アラサー会社員。 2018年に東海道を完歩。 街道中の自然、歴史ある宿場町などの、非日常の連続が面白く、東海道・日光街道・奥州街道・甲州街道・中山道(日本橋~下諏訪)を踏破。 それ以外にも、マラソン(サブ3.5)、日本100名城制覇、47都道府県観光など「ちょっと難しそうなこと」に挑戦中。